よくあるご質問 急須について
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Q急須の茶漉し網の交換は出来ますか?
急須についてA -
Qお手入れ(洗い方)はどうしたらいいですか?
急須についてA基本的には水洗いで十分です。お茶を淹れ終わったら、その都度お湯で洗い流し中身をきれいにしてください。乾燥される際には茶漉しの中に水がたまらないよう、蓋を取って逆向きにして乾かしてください。
茶渋が取れない際には、キッチン用漂白剤を1%程に薄めて一晩ほど浸けおいた後、熱湯で充分に洗浄してください。
網を手入れする際には歯ブラシで優しく洗浄してください。網目が傷みますので金属タワシは使わないでください。また帯茶漉し網が汚れてしまったり破損してしまった場合には、宇幸窯にて交換サービスを行っております。ご利用ください。
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Q朱泥の急須はお茶がおいしいと聞きますが、なぜですか?
急須についてA常滑焼の朱泥急須は、内部表面が多孔質のため、カテキンを吸着しやすく渋みを少なくします。また、急須の原料に含まれる酸化鉄と、お茶の成分であるタンニンが反応し、お茶の苦みがとれてまろやかで美味しい味わいになる。と言われています。
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Q蓋が割れてしまったけど蓋だけ買えますか?
急須についてA急須の胴体と蓋は一つずつ擦りあわせをしていますので、違う蓋を合わせると次のようになります。
・蓋と胴の合わさりが悪くなります。(がたがた又はきつくなります)
・本体と蓋の色合いが微妙に異なってきます。
そのような理由で蓋だけの販売はしておりません。
それでも現在の急須を使い続けたい方は、「帯茶漉し網交換サービス」をご利用いただき、急須を弊社まで送っていただければ、在庫の蓋を可能な範囲で擦り合わせてお返しします。
(本体と蓋の色合いが微妙に異なる事をご了承ください)
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Q500cc程の容量の大きな急須は有りますか?
急須についてA -
Q一つの急須で煎茶や玄米茶、ほうじ茶など、異なったお茶を淹れても問題ないでしょうか。
急須についてA宇幸窯の帯茶漉し網は、どんな種類の日本茶でもおいしくいただけるように開発した茶漉しですので、機能的には全く問題ありません。
常滑焼の茶器は一般的に多少の吸水性がありますので、お茶の成分が染み込む事は考えられますが、内面が「光沢仕上げ」の急須は吸水性が殆どありませんので、お茶の成分は染み込みにくいと思います。
ただし、お手入れの仕方にもよりますが、茶漉し部分にもお茶の成分が徐々に染み込みますので、人によっては匂いが気になる方もいるかと思います。
また、玄米茶やほうじ茶等のように香ばしいお茶は、前に飲んだお茶の匂いは気にならないと思いますが、煎茶や玉露などの繊細な香りのお茶を飲むときには、前に煎れたお茶の匂いが気になるかもしれません。
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Q深むし茶とはどういうお茶ですか?
急須についてA深むし茶は普通のお茶よりも長時間蒸したもので「渋み・苦味」をおさえて、まろやかでこくのあるお茶です。
普通のお茶に比べて茶葉が細かいので、茶漉し網が詰まりやすいのですが、お茶の出が良い宇幸窯の帯茶こし急須なら、気持ちよくお茶を注ぐ事が出来ます。
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Q深蒸し茶を淹れたら急須から細かな茶葉が出るのですが。
急須についてA -
Q同じ形状の急須なのに色違いで値段が違うのは?
急須についてA朱泥急須の色は生地に含まれる鉄分が酸化焼成により朱色に発色したものです。
それに対して黒窯変急須の色は、朱泥急須をさらに還元焼成して、急須表面の鉄分を黒色に変色させたものです。
黒窯変急須は焼成工程が増えますので、その分が値段に加算されています。
また、最近ではカラフルな色の急須を見かけますが、このように発色させるためには割高な顔料が必要になる場合があります。この場合も原料代の増加分がが値段に加算されています。
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Q急須の蓋の穴の役割と最適な位置は?
急須についてA常滑焼の急須は胴体と蓋を擦り合わせてあるので気密性が高くなっています。
ですので、蓋に穴が開いてないと急須を傾けてもお茶はちょろちょろとしか出てきません。
ここまでは製造元としての考え方です。
次に穴の位置ですが調べてみたら色々な考察がされていました。
一番多かったのは、穴の位置を注ぎ口側にしてお茶を注ぐと、穴から入った空気が急須内部のお茶に対流を起こしてお茶がかき混ぜられるそうです。
その結果、お茶の成分がより良く抽出されて、おいしいお茶が味わえるそうです。