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10月24日(土)、25日(日)に第56回とこなめ焼振興展が開催されました。
 
地場産業である常滑焼の活性化を目的とした振興展で、出品者数は73名、出品点数は478点でした。


 
 
水本陶苑宇幸窯は、開発を完了したIH土鍋と急須セットを出品しました。
 
そして、IH土鍋がデザイン部門において中部経済産業局長賞を受賞しました。

このIH土鍋は近日中に発売開始する予定です。


 
とこなめ焼協同組合主催の伊賀・信楽方面鉱山視察に行ってきました。

組合の役員を中心とした希望者15名が参加しましたが、
常滑焼をこよなく愛する人たちばかりなので、とても熱心に視察を行いました。

【伊賀:三光鉱山さま】 採掘場



陶器の元になる粘土の採掘場です。
7ヘクタールの広さがあるそうですが、3割程度しか使われていないそうです。
以前は伊賀に30数社あった鉱山も、現在では最後の1社になってしまったそうで寂しい限りです。

【伊賀:三光鉱山さま】 製土工場



代表的な製品には伊賀木節や堂仙傍粉末がありますが、
需要の低迷で、この日は稼動している機械はありませんでした。


【伊賀:永谷園さま】 「かまどさん」で有名な永谷園さんです。



売店軒先で売られていた土鍋
店内では大小様々な土鍋が売られていました。


【伊賀:永谷園さま】 作業風景



【伊賀:永谷園さま】 旧登り窯



昭和40年代まで使われていた登り窯で、
16の部屋全てを焚き上げまでには15日から20日を要したそうです。


【信楽:丸元製陶さま】



陶器でできた大小様々な浴槽が展示販売されていました。


伊賀・信楽方面鉱山視察を終えて。

常滑焼が深くかかわっている粘土の採掘・製造現場の現状が何となく理解できました。
また、同じ焼物に携わる他産地の方々の焼物に対する取り組み姿勢は大変参考になりました。
1日であちこちを回るハードなスケジュールでしたが、組合員の親睦も深まる良い視察旅行でした。



 10月27日(土)・28日(日)の両日に第9回とこなめ窯屋まつりが開催されました。
 このイベントは常滑焼の造り手が使い手であるお客様と直接触れ合う機会として始まりました。

 場所は旧常滑高校です。


 
 
 
 
 恒例となった軽トラック市です。
 
 荷台にはお買い得な常滑焼が沢山!


 
 
 体育館の中の様子です。

 常滑焼と言えばやはり急須ですよね。


 
 
 常滑焼と言えばこれも有名な…

 干支の置物や招き猫ですね!



 
 
 ステージ前には…

 地元の保育園児と幼稚園児が絵付けをしたフラワーポットが展示されました。


 
 日曜日にはアルプホルンの演奏がありました。

信州の山々に囲まれた、自然豊かな伊那谷・駒ヶ根を拠点に、アルプホルンを奏でる『アルプホルン駒ヶ根』の方たちです。

 当初は屋外で演奏していただく予定だったのですが、あいにくの雨でステージでの演奏となりました。
 体育館の中でホルンの音が心地よく鳴り響きました。




 

■会 期
 
  平成26年8月23日(土) 9〜21時 ≪セラモールは17時迄≫
 
  平成26年8月24日(日) 9〜17時
 

■会 場
 
  ボートレースとこなめ、セラモール
 
■主 催
 
  常滑焼まつり協賛会(常滑商工会議所内)
 
  HP      http://www.tokonameyakimatsuri.com/
 
  Facebook   https://www.facebook.com/tokonameyakimatsuri?ref=hl


 常滑焼の基礎を築いた偉大な陶祖「鯉江方寿(文政4〜明治34)」を祀る祭事が毎年11月3日に執り行われます。



 ここは常滑ですので...  この像は“銅像”ではなく“陶像”で、高さ2.0m(台共で6.6m)あります。  大正10年に下部から彫刻を施しながら積み上げられた傑作で、市の有形文化財に指定されています。



 文献によりますと、方寿翁は父の鯉江方救と共に連房式登り窯を改良し、土管等の真焼陶器の量産体制をつくりあげ、今日の常滑焼の礎を築いた第一功労者だそうです。
 
 また方寿翁は急須作りの技術を持った中国人を招聘したり、埋め立て事業に貢献したりと、とにかく常滑にとっては偉大な陶祖様です。



 常滑市天神山という小高い里山の上で、静かに常滑市街を見守っています。


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