ずいぶんと長い間、日記の更新をさぼっていました…
常滑焼宇幸窯の急須セットも湯呑の在庫切れで欠品状態がつづいており、本当にご迷惑をおかけしておりました。
久しぶりに湯呑が焼成できましたので作業風景を報告します。
これは電気窯の上蓋を上げたところです。
酸化焼成した急須・湯呑みの地肌は、これぞ常滑焼!といった感じで朱泥色に染まっています。
写真には写っていませんが、窯の最上段には灰釉京形湯呑が、その下段に朱泥京形急須が収まっています。
そして中段には朱泥紫彩湯呑み、下段には朱泥緑彩湯呑みが並んでいます。
焼きあがった製品の窯出しをして…
これは、湯呑の高台の底を回転やすりの上で擦って滑らかにしているところです。
窯出し後の焼き物の底はざらざらしていますので、食卓等を傷つけないためにも、大切な作業です。
さっと擦るだけですが、湯呑の高台の底が滑らかになりました。
朱泥急須とのセット組の場合にはこれで作業完了ですが、黒泥急須とのセット組の湯呑はこの後で燻還元焼成を施します。
※ショッピングカートの朱泥急須セットと灰釉掛け急須セットの在庫状況を更新させていただきましたので、よろしくお願い致します。