第48回常滑焼まつり 〜とこなめ60年目の夏〜



 

■会 期
 
  平成26年8月23日(土) 9〜21時 ≪セラモールは17時迄≫
 
  平成26年8月24日(日) 9〜17時
 

■会 場
 
  ボートレースとこなめ、セラモール
 
■主 催
 
  常滑焼まつり協賛会(常滑商工会議所内)
 
  HP      http://www.tokonameyakimatsuri.com/
 
  Facebook   https://www.facebook.com/tokonameyakimatsuri?ref=hl


キャベツ畑とセントレア


 寒い日が続いていましたが、今日は穏やかな日となったので配達の帰りに風景写真を撮ってきました。
 ・・・・畑とセントレアと称して秋桜・みかん畑・イチジク畑とセントレアを一緒に撮ってきましたが、ついに野菜の登場となりました。手前に広がっているのがキャベツ畑で、遠くにセントレア空港が見えます。
 そして隣の畑では農家の方がキャベツの収穫作業をしていました。
 常滑市のHPで調べたところ、キャベツは国の野菜産地に指定され、市内全域で11ha程度栽培されているそうです。
 またJAあいち知多のHPによると、キャベツの粗生産額で見た都道府県順位は愛知県が1位だそうです。知りませんでした。 
 ついでに栽培方法についても少し調べてみましたが、キャベツの栽培地域は寒冷地・中間地・暖地に大きく分けられ、地域によって種植えと収穫時期が異なるのですが、この1月に収穫できるのは、暖地における夏植え付けの品種らしいです。
 ということは、この知多半島はキャベツの栽培上では暖地に分類されるのかな?
 1年中おいしい野菜が食べられるのも、こうした地域ごとに収穫時期をずらして栽培しているからなんですね。農家の方に感謝です。


農林水産大臣賞受賞茶とお便りを頂きました


 「全国茶品評会」の普通煎茶10kgの部で農林水産大臣賞を受賞された鹿児島県霧島市の春香園製茶・有村春明様から祝賀会の引き出物として急須セットを御用命いただき、無事に収めさせていただきました。
 その有村様から、祝賀会の報告のお便りと共に農林水産大臣賞受賞茶の入ったセットをいただきました。

 貴重なお茶とありがたいお便りをいただき、本当にありがとうございます。


 第66回全国茶品評会・普通煎茶10キロの部で農林水産大臣賞に輝いた霧島茶です。
 以前にも紹介しましたが、お茶の外観・香気・水色・滋味の4点の審査項目全てで満点を獲得した煎茶です。
 茶葉は一番茶と二番茶の早摘みのものを用いて、蒸し、粗揉、揉捻、中揉、精揉、乾燥という手間のかかる工程を経て作られるのが一般的なようです。
 ちなみに蒸し時間の短いものが浅蒸し煎茶で、長いものが深蒸し煎茶です。
 お茶本来の味を楽しむなら浅蒸し煎茶、深みのあるお茶を楽しむなら深蒸し煎茶がお勧めです。
 ただ、深蒸し煎茶は細かな茶葉が多くなり、普通の急須の茶漉し網ですとお茶が出にくいので、宇幸窯の帯茶漉し急須がお勧めです。


 
 2煎分(約大さじ2杯)の茶葉を取り出してみました。

 お茶の葉1枚1枚が丁寧に揉まれていて、いつも目にする茶葉よりも上品です。

 お茶の香ばしさの中にほのかに甘い香りも感じます。


 
 
 
 湯飲みで約60度程度に冷ましておいた一煎分のお湯を急須に戻して、そこに一煎分の茶葉(約大さじ1杯)を入れます。


 
 
  約3分ほど蒸らして蓋を取ると…
 
 お茶の葉が鮮やかな色になって急須の中に広がっています。


 お茶の色は透明感のある上品な金色です。

 早速飲ませていただきました。

 上品な香ばしさに、甘みと苦み・渋みが絶妙に調和していて雑味は全くありません。
 「これこそが本来の日本茶」と思わせてくれる、おいしいお茶でした。


第66回全国茶品評会農林水産大臣賞受賞の方より...

 第66回全国茶品評会普通煎茶10kgの部で農林水産大臣賞を受賞された方から祝賀会用の急須セットをご用命いただきました。

 「全国茶品評会」とは、年に一度開催される「全国お茶まつり」大会の主要イベントです。
 「普通煎茶10kg」「普通煎茶4kg」「深蒸し煎茶」「かぶせ茶」「玉露」「てん茶」「蒸し製玉緑茶」「釜炒り製玉緑茶」の8部門において、全国の茶産地から出品された茶の審査が行なわれ、その年の優秀な茶を選定し、最高賞の農林水産大臣賞をはじめとする各賞が与えられるそうです。



 今年は静岡県静岡市で第66回全国茶品評会が開かれ、先ほどの8部門に21都府県から833点の出品がありました。そして普通煎茶10キロの部で鹿児島県霧島市の春香園製茶・有村春明様が最高賞の農林水産大臣賞に輝きました。

 普通煎茶10キロの部において、お茶の外観・香気・水色・滋味の4点の審査項目全てが満点の堂々の1位です。
産地部門においても霧島市が普通煎茶10キロの部で1位となり、個人部門と産地部門で2年連続のダブル受賞という名誉に輝きました。

 そして、霧島市で行われる「第66回全国茶品評会産地賞並びに農林水産大臣賞受賞記念祝賀会」の引き出物として宇幸窯の急須セットを御用命いただきました。実は昨年度も霧島市のお茶農家の方が農林水産大臣賞を受賞されて、祝賀会用に急須セットをご用命いただいたのですが、それがご縁で今年度受賞の有村様にもご注文をいただく事ができました。本当に有難い限りです。



 お茶と急須って当たり前の関係なんですが、急須作りをしていてもお茶を作っている方との接点は今まで意外と無かったのです。
 お茶作りのプロの方からの依頼そしてお茶作りの関係者の方々への引き出物…
嬉しい思いと同時に気を引き締めて取り組まなければと思いました。


 
 
 

 今回は蓋の裏に受賞記念の名入れをした急須と五客湯呑みのセットで注文を承りました。


 
 
 
 急須も湯呑みも数量が多くて製造作業が大変でしたが、最後の仕上げ作業です。

 急須と五客湯呑みを化粧箱にセット組して、熨斗を掛けているところです。


 
 
 
 
 化粧箱を包装紙で包んで特注の梱包用ダンボール箱に収めました。


 
 トラックの荷台に何とか収まりました。これから、クロネコヤマトさんの営業所に行って鹿児島までの配送を依頼してきます。



 約2ヶ月に渡って急須セットの特注作業をしてきましたが、何とか無事に送り出す事ができました。
 
 最後になりましたが、春香園製茶・有村春明様、『全国茶品評会農林水産大臣賞受賞』 誠におめでとうございます。
 そして、宇幸窯の急須セットをご用命いただき、本当にありがとうございました。


急須の裏底に造り手の証を刻印

 
 ほとんどの常滑焼急須には造り手(製造者)の刻印がされています。
 場所としては、急須の持ち手の下か裏底が多いと思います。
 宇幸窯では急須の胴体が柔らかい時に裏底に「宇幸」の刻印をします。


 
 最近では農作物などに生産者の表示がされているのをよく見かけますが、常滑焼急須には以前から造り手(製造者)の刻印がされています。

 どちらも、生産者(製造者)を明確にして、消費者に安心して買い求めていただけるようにとの願いからだと思います。


  
 デパートやホームセンターなどで急須を見かけたら、刻印を探してみてください。
 もし急須に刻印が無かったら…安心して使うことができますか?



 別ページでも紹介していますが、常滑焼産地は地域団体商標「常滑焼」の商標を取得して、認定された製造者に地域団体商標の個別番号が付与されています。

とこなめ焼協同組合の組合員名簿」から検索することができます。

宇幸窯の組合員名は(有)水本陶苑
地域団体商標使用登録番号は(08-1007)です。


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