朱泥急須と黒燻急須

朱泥急須の色は、粘土に含まれた鉄分が酸化焼成で朱色に発色したものです。
それに対して黒燻急須の色は、朱泥急須をもう一度還元焼成する事により、急須表面の鉄分を黒色に再発色させたものです。
このように、黒燻急須は朱泥急須に比べて、手間が余分に掛かっているのです。
「色違いで値段が違うのはなぜ?」と言う事があるのは、以上のような理由があるからです。


ほうじ茶

今回はほうじ茶を飲んでみました。
まず、袋から茶葉を出して急須に入れます。
お茶の葉が茎っぽいのが気になったのですが、メーカーのHPによれば「上級茶の茎をじっくりとほうじました」との事でした。
そして急須にお湯を入れて湯呑みに注ぐと、香ばしい香りがさっと広がりました。

味は、お茶の渋みがわずかにある以外は控えめな印象です。
このお茶は食事中に飲んだり、ちょっと喉が渇いたときなどに適していると思いました。


玄米茶


星野製茶園製の玄米茶を飲んでみました。
袋から出してみると、名前の通りにお茶と玄米がブレンドされていました。
早速、急須(もちろん宇幸窯帯茶こし急須)でお茶を入れて飲んでみました。
まず香りですが、淡いお茶の香りの中に玄米の香ばしい香りがミックスしています。
味はさっぱりとしたお茶に香ばしい香りが付加されていて、とても飲みやすいです。
メーカーのHPによれば、カフェインなどの成分がうすいので、寝る前などにも適しているようです。


急須の原料です

急須の主原料となる土が届きました。
これから数ヶ月かけて乾燥させます。
そして長石の粉や幾種類もの原料と水と混ぜ合わせて、
ようやく急須の原料になります。
この後、製品になるまでには、さまざまな工程が待っています。


帯茶こし(帯網)とは


急須の茶漉しの一種で、宇幸窯にて開発しました。
それまでの茶漉しは、急須の注ぎ口近くに取り付けた陶製茶漉しや板網が主流でした。
茶葉の荒いお茶のときはこれで問題ないのですが、深蒸し茶のような細かい茶葉だと、網が目詰まりしてお茶の出が悪かったり、上から溢れることがありました。

そこで宇幸窯にて開発した帯茶こし(別名:帯網)なのですが、
写真で見て分かるように、急須の内側を帯状のステンレス網がぐるりと一周しています。
急須と網の間にできた隙間がすべてお茶の出口となるので、目詰まりがありません。

そして、急須にお茶が残らないので、次に入れるときもおいしいお茶が飲めます。

この茶漉しを備えた帯茶こし急須はどんなお茶にも合いますので、いろんなお茶を試してみたい方にお勧めです


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