急須剥ぎ出し技法【製造工程】

 
急須を還元焼成した後の剥ぎ出し技法について紹介します。

還元焼成で黒燻しされた急須の表面をグラインダーで剥ぎ出して内部の朱泥色を出す作業をしています。



     剥ぎ出し前                剥ぎ出し後




    完了!!



 
茶漉し網帯茶漉し)を取り付けたら急須の完成です。


いちじく畑とセントレア


常滑では「いちじく」畑をよく見かけます。
愛知県はいちじくの生産量が全国1位だそうで、常滑は県内でも有数の産地らしいです。



出荷時期は路地物で8月から10月が最盛期らしいのですが、11月でもこのようなおいしそうな実(花?)がなっていました。


急須の蓋すり【製造工程】

 
常滑焼急須は蓋と胴の気密性が良いことで有名です。
このように急須の蓋と胴の間に磨き粉をつけて1個ずつ丁寧に摺り合わせます。
この作業があるから、常滑焼急須ではお茶をおいしく淹れることができるのです。



 
急須ひとつひとつの胴と蓋は必ずセットになっているので、
お店とかに陳列してある常滑焼急須の蓋を、
別の急須の蓋に乗せると微妙に合わなくなるので気をつけてくださいね。



 
綺麗に洗って乾かし、次の工程に進みます。


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