製造風景
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ボールミル原料調合【製土作業】
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粘土粉砕作業【製土作業】
これはクラッシャーと言って、大きな粘土を小さく砕く粉砕機械です。
急須や湯呑みの原料を作る製土作業で一番最初の工程に使います。
粘土の板を上から投入すると、クラッシャー内部の羽で砕いて下に落とす構造になっています。

真上からです。
乾燥させた粘土をクラッシャーの上から放り込みますと。

中では鉄の羽が回転していて、粘土を次々と砕いていきます。
この鉄の羽に手を挟まれたら大変な事になります!!

この機械を導入する前は手作業(ハンマー)で砕いていたので、腱鞘炎になったりして大変でした。

砕かれた粘土は次の製土作業 『ボールミルによる原料調合』 に進みます。

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朱泥急須の鋳込み成形【製造工程】
宇幸窯では急須や湯呑みを『泥漿鋳込み成形』と呼ぶ方法で成形しています。
『泥漿鋳込み成形』とは、泥漿(でいしょう)を石膏型に流し込んで成形する方法です。
泥漿とは何かと言いますと、粘土に長石、水、珪酸ソーダ等をまぜた液状の粘土の事を言い、
これに弁柄(酸化鉄)が混ざった朱色の原料を常滑焼業界では朱泥ノタと呼んでいます。
以後、泥漿の事を朱泥ノタと呼んで説明します。
1.攪拌機で朱泥ノタをかき混ぜてドロドロの液状にします。

泥漿鋳込み成形はさらに排泥鋳込み成形と圧力鋳込み成形に大きく分けられます。
今回は排泥鋳込み成形で急須の胴体を成形する方法を紹介します。
2.液状の朱泥ノタを急須胴体用の石膏型に流し込みます。

朱泥ノタは石膏型に水分を吸収され、石膏型との接地面から徐々に固まっていきます。
3.約20分経過したら石膏型を逆さまにして、まだ液状の朱泥ノタを排出します。(排泥)

さらに時間を置いて石膏型に張り付いた朱泥ノタが固くなるのを待ちます。
4.石膏型を分割すると・・・

5.内側に張り付いていた朱泥ノタが急須胴体の形になった生地が出来上がります。

6.この状態ではまだ柔らかいので、さらにゆっくりと乾燥させます。
急須の手と口部分も胴体と同じように排泥鋳込みによって成形します。
蓋については圧力鋳込みという方法でで成形しますが、またの機会に紹介したいと思います。
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